センター長挨拶
この度、2022年6月より鹿屋市地域包括支援センターのセンター長を拝命いたしました。
地域包括支援センターは、2016年4月に鹿屋市からの委託により公益社団法人鹿屋市医師会へ運営委託されており、医師会長と併任させていただくことになります。センターでは、住み慣れた地域で安心して過ごせるよう高齢者の暮らしを地域でサポートいたしますが、ケアマネジャーや社会福祉士および保健師などそれぞれの専門職員を配置し、医療・介護・保健・福祉の一体的な提供体制を構築するための取り組みを推進しております。
今後はセンター長としてこれまでの業務・実績を引き継ぎながら、地域住民の保健・医療の向上と福祉の増進に向けた支援をより一層高めるべく微力を尽くしてまいりますので、関係各位の多大なるご支援を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

公益社団法人 鹿屋市医師会長
鹿屋市地域包括支援センター長
池田 大輔
重点目標
【目標1】 市民が安心して暮らせる「地域包括ケアシステムの構築」
住民主役の地域包括ケアシステムの深化を図ることを目指し、在宅医療・介護連携、認知症施策の推進などの取り組みを一層充実させる。
「地域力」や「仲間力」を高められるように地域社会との関わりを深める。
【目標2】 専門職のチームアプローチによる取り組みを実施
総合相談支援業務及び介護予防支援事業など3職種が専門性を活用しながら相互に連携協働する「チームアプローチ」を実践し、困難事例や地域課題に対応する。
特に自立支援に資するケアマネジメントを実践する。
【目標3】 地域ケア会議を積極的に活用し高齢者等を地域で支える
生活支援コーディネーターと連携した地域のネットワークを構築するとともに、地域ケア個別会議による個別ケースの検討についても積極的に行う。
地域全体の支援やケア力の向上を目指します。
【目標4】 在宅医療と介護を一体的に提供、関係者の連携を推進
在宅医療・介護連携事業は、医療機関と介護事業所などの関係者の連携を推進するとともに、大隅地域入退院支援ルールに基づく支援体制を充実させる。
【目標5】 認知症の早期診断・早期対応に向けた支援体制の充実
認知症の人やその家族に早期に関わる「認知症初期集中支援チーム」を配置し、早期診断・早期対応に向けた支援体制の充実及び認知症地域支援推進員による認知症の人やその家族に対する相談支援の強化を図る。
【目標6】 生活支援コーディネーターによる地域支援体制づくり
生活支援コーディネーターによるコーディネート機能の充実を図るため、第1層の生活支援コーディネーターを中心にその活動を支援し、地域資源とのマッチングや協議体の活用に努める。
鹿屋市の高齢者の状況(令和5年4月現在)
鹿屋市の人口 | 99,514人 |
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高齢者数 (65歳以上) | 30,528人(高齢化率 30.67%) |
鹿屋市地域包括支援センター職員数
全職員 | 37名(センター長・認知症施策担当・在宅医療介護連携担当の非常勤医師2名を含む) |
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包括的業務 | 28名(内3業務提携法人からの出向5名・鹿屋市高齢福祉課から3名) |
認知症施策 | 3名 |
在宅医療・介護連携 | 1名 |
生活体制整備事業 | 3名(業務提携法人から5名在籍) |